アルカノイド for BREW

 さぁ、第二段はTAITOの名作(?) アルカノイド。ちなみにこれ、一度もクリアしたことありません。普通にやるとせいぜい3面がいいところ。 さて、知らない人に説明すると、いろいろ仕掛けの仕組まれたブロック崩しです。 堅いブロックや無敵ブロック。1激で破壊可能な普通ブロックとか時々出てくるお邪魔敵。しかし、このお邪魔敵、ボールを当てると簡単に倒せるし、自機(ブロック崩しで言うところのラケットですな)が体当たりしても破壊できるし、「お前一体何しに来たんだよ?」と思わず言わずにはおれません。 せいぜい出来る事と言えばボールの軌道を自分の体を張って変えてやるぐらいのもの。 うぅ、健気だ、健気すぎて思わず涙が出てしまいますよ。 とまぁ、そんな事はおいといて、とにかく普通に破壊可能なブロックを全部破壊するか、時々出てくるピンク色のアイテムを取って次のステージへのゲートを開いてそこから脱出するかしないと先へ進めません。

で、肝心の内容はというと先ほど書いた通り3面くらいまでしかいった事が無いのですが多分移植度はステージに関しては100%なのではないかと思います。 さて、ここからが問題のゲームバランスですが、とりあえずまぁまぁかな。と。ボールも理不尽なくらいに早くなったりはしないし、キーで動かすでもそこそこ自機の移動も間に合うし合格点ではないでしょうか。

ゲームバランスの方はというと、最初書いたパワーアップアイテム。これってブロックを破壊すると時々出てきますが出てくると重力に逆らえず落ちてきます。 この落ちてくるアイテムを自機でゲットすればアイテムの効力をありがたく頂戴できます。 しかし、普通にやってるとなかなか取れません。オリジナルはダイアルで操作するのでアイテムとボールが同時に落ちてきても神業で素早くアイテムとボールを同時に追う事ができますがキー操作による一定速度移動の自機ではまず不可能。特に下からボールを打ち上げてブロックを破壊した時はブロックとアイテムが同時に落ちてくるのでアイテムを取ると間に合いません。0キーを同時に押すとスピードアップしますが携帯電話の操作性からいってまずそんな器用なことはできません。 ならどうやって取るのかというと上からボールをぶつけてブロックを破壊し、ブロックとボールが同時に落ちてこないようにうまく調整するしかないでしょう。 そんなわけでそのへんがアーケード版との操作性の違いになってるっぽいです。 あとは、マナーモードで遊ばないと堅いブロックに打ち込んだ時の効果音が耳障りです。 電車から降りる時に背後から酔っ払いに恨みを買って刺されないためにもマナーモードで遊ぶ事を推奨します。

結論。値段も安いしステージ数も多いので値段分遊べます。細かいところで不満はあるけどおもしろい。っつーことで。